[[Tips]] *由緒正しいTexの入力方法 [#f7046457] https://www.math.tohoku.ac.jp/tmj/oda_tex.pdf Texでの論文作成の際は必読! *小文字の後のピリオド [#ff65c5ee] 小文字の後のピリオドは文末と解釈されるので,たとえばFig. や et al. といったものは, 文末でないことを明示しないと,文末と解釈されてスペースが空きすぎる。 そこで,Fig.~ とか et al.\ とする。 *大文字の後のピリオド [#e2391f86] 逆に、大文字の後のピリオドはデフォルトでは文末とは解釈されない。そこで、 ... SP. や ... HIP. とかは、... SP\@. や ... HIP\@. のように、\@を挟む。 *ダブルクオーテーション [#zd2e56f3] "competitive ratio" のように、引用符を使いたいときは ``competitive ratio" と書く。 最初の``は"ではないことに注意。 *数式 [#hdfaabcc] **複数行にわたる数式 [#ff46cd91] eqnarray環境は複数行にわたる数式を扱えるが、改行位置は自分で指定する必要がある。 指定しないと、用紙の限界を超えて際限なく溢れてしまうので注意。 改行の前後でそろえたい位置を調整するには、&と&で挟む。以下の例を参照。 \begin{eqnarray*}&br; {\sf ALG} &\geq& D_c + \langle \langle v_{t_1+1}, v_{t_1}, ..., o, u_1, ... , u_n \rangle \rangle +\\&br; & &2\langle \langle u_n, q_1, q_2, ..., q_{t_2+1} \rangle \rangle+\\&br; & &2\langle \langle u_n, p_1, p_2, ..., p_{t_3+1} \rangle \rangle +\\&br; & &\langle \langle u_n, u_{n-1}, ...,o \rangle \rangle\\&br; &=& D_c + (t_1+1+n)+2(t_2+1)+\\&br; & &2(t_3+1) +n\\&br; &\geq& 4(n+t_1+t_2+t_3)+6. &br; \end{eqnarray*} *Bibtexの使い方 [#uc0306e4] 参考文献を簡単に書けるBibtex。ですが結構な罠があります。 1.hoge.bibファイルを作ります。これはテキストソフトでok。 2.bib情報を入手します。電子ジャーナルのページにたいていあります。 IEEEXplore:"Download Citations" +-- RFC は IETF のサイトにエクスポート機能がある https://datatracker.ietf.org/doc/rfc8200/bibtex/ こんな感じのテキストです。 @article{asmuth1983modular, title={{A modular approach to key safeguarding}}, author={Asmuth, Charles and Bloom, John}, journal={IEEE transactions on information theory}, volume={29}, number={2}, pages={208--210}, year={1983}, publisher={IEEE} } 3.これをhoge.bibにコピーします。 4.texファイルを作ります。texファイルの末尾に以下のテキストを入れます。 \bibliographystyle{junsrt} \bibliography{hoge} そしてbibtexのコマンド打ち込みます。 $ latex tex_file $ bibtex tex_file $ latex tex_file $ latex tex_file 出力がおかしい、文字化けしている、などがあったら $ pbibtex tex_file を試すとよい(かも) 5.hoge.bblファイルが出来ます。texファイルから出来たvdiに適宜参考文献が乗る筈です。 #注意点!&br; bibtexを利用して出来たファイルは必ずしも正しくありません!絶対に確認を!&br; 電子ジャーナルからダウンロードできるbib情報は間違っているものが多数あります。絶対に確認を! 以下、続く。参考文献の書き方、引用の仕方、TeXによるプレゼン作成など予定。